スペック第1回
◆初登校
【丹羽】「おいっ! しっかりしろっ!!」
【丹羽】「こらっ! 目を覚ませっ!!」
【西園寺】「揺さぶるな。頭を打っているかもしれない」
【啓太】(えっ…。俺…)
【丹羽】「おっ! 生きてるぞ! こらっ! ちゃんと目を開けろっ!」
【西園寺】「だから揺さぶるなと言っているのが、わからないのか!? 君。大丈夫か?」
【啓太】(俺…)
【啓太】「………えっと…」
【啓太】(ここ………学校? 俺…)



◆テニスコートにて・成瀬
ハニーのためなら【成瀬】「それっ!」
【成瀬】「もっと思いきり飛びこんでっ!」
【成瀬】「十分にボールを引きつけて…こうっ!」
(本当にすごいな…)
(1つ1つ球を返す時…どんな態勢からでも、ちゃんとフォームが決まってる)
(あんなに広いコートを走りまわって、汗もかいてるのに…)
(こんなにテニスが似合う人って、きっとなかなかいないだろうな…)

【成瀬】「よしっ! ここまでっ!!」
【啓太】「終わったみたいだ」
【部員】「ありがとうございましたっ!」
【成瀬】「君は1つ1つのプレイが雑だからな。そこのところを、もっと注意しろよっ」
【部員】「はいっ!」

(みんな、この後休憩みたいだな。俺は…これからどうしようかな…)

【成瀬】「あれっ? ハニーッ!?」
【成瀬】「ハニーッ!!??」
【成瀬】「ハニーだろっ。来てくれたんだっ」
【啓太】「成瀬さん、ハニーって…」
(あんな大声で…。みんな見てるよ…)
【啓太】「ハハッ…」
(とりあえず、手を振っておこう)
(だからハニーは、やめて欲しい…)
【成瀬】「可愛いよっ。僕のハニーッ!」
 チュッ!
(あっ…。投げキッス…)
(成瀬さんって、どうしてああいうことが、普通にできるんだろ…)

to be continued..