【少年】 克哉の動きに覚醒したのか、少年が小さな声を上げて身体をもぞつかせる。 裸の足先が、脛に当たった。 ほっそりとした脹ら脛が、脚に絡みつくようにすり寄せられる。 滑らかで暖かい、素肌の感触に息を飲む。 【克哉】 自由のきく手で自分の身体をまさぐって、下着までまるっきり身に着けていないのを確かめながら、目前の少年を凝視する。 長い睫毛が微かに揺れて、少年は目を覚ました。 【少年】 【克哉】 君は誰だと聞きかけて、克哉は言葉を飲み込んだ。 胸元を、細い指が踊るような動きで、悪戯っぽくくすぐられて。 【少年】 【少年】 【克哉】 【克哉】 【少年】 【克哉】 胸元から撫で上げてきた指先が、克哉の首筋をそろりと撫でた。 そのまま顎の縁に手を添えられ、真正面から目を覗き込まれる。 【少年】
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