【片桐】
『そうですか。それは安心しました。それじゃ、今は御堂部長もごいっしょなんですね?』

【克哉】
「は、はい…」

【克哉】
(とにかく…早く電話を切らないと…)

電話に片桐が出てから、克哉は御堂にされるがままになっていた。

手で振り払おうとしたり、腰を捩って逃れようとはしたのだが、受話器を持ったままでは強硬な抵抗が出来るはずがない。

しかも電話越しとはいえ、片桐と話をしながらだ。

おかしな声や息づかいになるまいと、克哉はそれだけで必死だった。

そうしている間にも、御堂の行為はどんどんエスカレートしていく。

【片桐】
『それで、御堂部長ですが…』

【御堂】
「私は手が離せないと言え」

【克哉】
「っ…」

受話器を唇で押し上げるようにして、御堂は克哉に囁きかけた。

熱い吐息と耳朶に触れた感触に、克哉は身を竦ませる。

【克哉】
「あの…それが、御堂部長は手が離せなくて…」

【片桐】
『そうですか。僕からもご挨拶がしたかったのですが、やはりお忙しいのでしょうねぇ』

【克哉】
「は、はい…」

片桐の言葉が聞こえたのか、御堂の喉がククッと鳴った。

胸元に回された手が大きく動き、克哉の薄い胸板をまさぐる。

同時に腹も撫で回され、伸ばした小指が克哉の下着の縁をなぞった。

【克哉】
「っ…」

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